| 1.当社の活性化法 |
”百聞は一見にしかず”形で見ることで仕事への取り組み姿勢は大きく変わる 活性化を行う最大の目的は収益体質の強化であり、それを叶えるには次の図の通り、「意識改革」「役割の自覚」「仕組みづくり」です。当社では、“百聞は一見にしかず”と言われるように、意識改革・役割の自覚・仕組みづくりを稲・樽として形で見ることで、その理解力は何倍・何十倍となります。 その詳細は次の通りです。 |
| 1)樽が自己・役割・仕組みの見方を変える |
当社の活性化法は「社員一人一人の意識改革と仕組みづくり」を柱とした「樽式活性化法」です。「樽式って何?」とびっくりされる方が多くありますが、“樽は人間が生み出した最高の傑作”と言われます。この樽を当社では「自己・役割・仕組み」に例え、立体的に分かりやすく、それぞれの活性化法を考案いたしました。この樽式活性化法の最大の特徴は「百聞は一見に如かず」と言われるように、「自己・役割・仕組み」を樽という形で観ることで、その理解力は何倍、何十倍にもなることです。特に社員全員が樽という有形のものを通して、情報を共有化することで意識改革、仕組みづくりを進める上で大きな推進力となります。ではここで「役割の樽」をご覧いただきます。この役割の樽は、組織におけるそれぞれの役割を、樽の各部品に照らし合わせています。ここから樽役割活性化法を作り上げました。この樽役割活性化法は驚くほど大きな効果を上げます。それは、自分の役割を樽から視覚的に知ることで、常にその役割を果たしているかを考える社員が増加することです。もう1つの大きな効果は、次の2つの樽と側板から仕事への取り組み姿勢がいかに収益に大きく影響しているかを知ることができることです。社長以下役員がいくら「不良を少なくしろ」「工場を綺麗にしろ」と口がすっぱくなるほど言っても、社員は自分自身のこととして捉えません。しかし、この2つの樽と側板を観ることで、「仕事への取り組む姿勢・意識が収益性、将来性や自らの生活を守る収入ということに大きく影響する」ということをしっかりと理解することができるということです。 |
| 注:さらに詳細な説明は「企業活性化講座」又は書籍「眼の色が変わる〜あなたが主人公〜」をご覧下さい。 |
| 2)意識改革は稲の成長と同じ |
活性化を進める上で最大のポイントになるのが社員の意識改革です。この意識改革の進捗度を測る“ものさし”として作り上げたのが、稲の成長をモデルとした「稲意識活性化法」です。当社では活性化に取り組んだ企業では、当初と中間、最終の3回にわたって意識改革の進捗度を測定する「活性化診断」を行っております。又、組織全体としての変化を測るために、当初と最終の2回「組織風土診断」を行っております。活性化診断は社員一人一人の意識の変化を測るものであり、風土診断もその意識の変化を組織全体として捉えるものであり、この2つから最終的な活性化効果を測る指標になります。 次の図は「稲意識活性化法」です。 |
米という字の意味は、八十八の手をかけて初めて米が実ることであるとあります。この意識改革を1年というスパンで考えてみると大きく分けて6つになります。 |
この稲意識活性化法を用いて活性化の進捗状況をチェックすることで、眼には見えなかった社員の意識変化が明確となり、組織全体・社員一人一人の指導も容易になり、大きな効果を上げることができます。 注:さらに詳細な説明は「企業活性化講座」又は書籍「眼の色が変わる〜あなたが主人公〜」をご覧下さい。 |
| 3)活性化の効果 |
活性化における最大の効果は大きく分けて次の2つです。 |
| (1)社員一人一人の欲求段階が大きく向上したこと |
アメリカの心理学者マズローは「人間は常に欲求に向かって成長していく生き物である」と考えました。このマズローの考えに基づいて活性化の効果を捉えると次のようになります。 第3段階の所属欲求「自分を温かく迎えてくれる集団や人を求める欲求」について見てみましょう。 活性化に取り組んだ企業では、1年後新工場を操業されました。操業開始に向けて新入社員が20名入られました。その平均年齢は20代後半と大変若く、以前と比較してその定着率はとても高いものでした。このことから所属欲求の段階はクリアできたことが証明されます。 次に第4段階の承認欲求「人から自分を認めてもらいたい、尊敬されたいという欲求」については、各種業務のプロセスを明確にした仕組みを作り、又作業手順書を作成することで、一人一人の役割・責任がプロセスごとに明確になり、この承認欲求が叶えられることになります。この企業では、第1年度に、承認欲求は半分ほどしか叶えることは出来ませんでしたが、第2年度の仕組みの完成でこの承認欲求は叶えられ、第5段階の自己実現欲求「自らの才能や能力を精一杯開花させたいという欲求」に近い将来到達し、この企業の継続的発展の基礎ができると確信しております。そして活性化の原点である社員一人一人のヤル気を継続できる体制が整うことになります。 |
| ある活性化企業におけるマズローの欲求段階を叶える活性化ステップ |
| (2)仕組みという道路が高速道路に近づいたこと |
「収益性が上がらない、クレーム・ミスが多発する、職場の輪(和)が保てない」などの声を聞きますが、それを引き起こしている最大の要因が仕組みの中のプロセス(道順)管理ができていないことにあります。 第1回活性化研修で問題点の抽出を行いますが、それを分析すると一般的に次の図の通り、意識5%、組織10%、仕組み85%という内訳になります。この結果を見てはじめて問題は仕組みの不備が引き起こしており、自分たちで仕組みを作り上げなければ働きやすい職場にならないと気づくのです。そして経営者、社員双方がボトムアップの重要性を理解することができるのです。 |
特に大切なのが「問題点は企業の宝」という意識付けです。時として問題点は、次の図のようにゴミと捉えられています。しかし、問題点こそ企業を発展させる宝であると社員1人1人にしっかりと自覚させることが大切です。そうすることで、日々出てくる問題点を積極的に解消しようとする姿勢が生まれることとなります。 |
活性化に入った当初の仕組みの多くは、次の図の通り曲がりくねった道路です。それは目的地まで行くのに予定時間を立てることができないそんな悪路に例えることが出来ます。この曲がりくねった道路を高速道路のように目的地までの到着時間に狂いの無い道路(仕組み)にすることで収益性は向上し、クレーム・ミスが減少し、職場の輪(和)も保たれることになります。 |
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| 「仕組み(プロセス管理)とは目的地に早く着くことである」 |
この企業では、「ある企業におけるマズローの欲求段階を叶える活性化ステップ」でも記しております通り、現在の道路(仕組み)を高速道路に生まれ変わらせるための大改修工事を行っています。この大改修工事には大変大きなエネルギーを要することから、全員が参加し、チーム研修という形で、高速道路にするための仕組みづくりを行っております。 |